男の洋服革命の第一人者ウインザー公

呪縛的因習からの解放を願い、タブーとされてきたコーディネイトを高度なバランス感覚で自由にかつエレガントに表現したウインザー公。王位を捨てた彼にとってスタイル「生き方」がすべてであり、洋服はゴルフ同様、趣味の1つであったのだろう。そして作られた洋服に息づかいを与え、英国社交界に一石を投じ、全世界の社交界に革新をもたらした。

皇太子の頃も含め彼が流行させたものは、 チェック柄の王「プリンス オブ ウェールズ」と称される生地、ワイドスプレッド・カラー、太結びのウインザー・ノット、当時ファッションアイテムとしてはタブーであったセーターなど、爪先から頭のてっぺんまで枚挙に遑がない。ウインザー公が残したメンズファッションの可能性は、風化するどころかより一層の輝きを増すばかりである。

今では時代が変化し、洋服が持つ元来の特性を活かすだけでは満足できず、スタイル(ファッション性)が追求されている。それはこだわりではなく、相手に不快感を与えない礼儀作法の1つである。礼儀の中ではどれだけ個性が活かされるのかではなく、個性は個人であり、洋服はあくまでも謙虚に名脇役に徹し、日常生活に潤いと活気を演出する道具であるべきと考えている。

ウインザー公は洗練された彼独自のテイストによる統一感を成し得た。それは即ち、何でもありという下品なファッションではなく、自分スタイルを貫く自信と、既存のルールに縛られない想像力を持ち合わせていたからだ。

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